myspace.com (マイスペース)

近年よく街中のポスターや CD を買うと目にする www.myspace.com というURL (インターネット上のアドレス)、皆さんはご存知でしょうか。今や個人はもちろん企業やアーティスト等様々な人々が活用しているこのウェブサイト、もはやブームを通り越してインターネット上での活動および広告媒体としての機能を公衆に定着させたと言ってもよいでしょう。mixi (ミクシィ) などで知られる所謂インターネットコミュニティと呼ばれるこのウェブサイトは、今や1億6000万人 (2007年3月現在) もの登録数を持つインターネット上でも1.2を争う巨大コミュニティへと成長しました。その中でも特に音楽系のアーティスト達にとって、myspace は必要不可欠なマーケティングツールとして認識されています。レコード会社にとっても新人発掘や契約時の指標として参考に使われています。

基本概念

元々インターネット上で個人レベルでの情報交換、友達作りを目的として発展した myspace は、個人用に加えミュージシャン用、そして最近は映像プロデューサー用のウェブスペースを無料で提供、管理しています。ユーザーは登録後、自分の友人をEメールを使って招待するか、スペース内を検索して他のユーザーに対して友人登録 (Friend Request) を送り承認されれば、myspace を通じてコミュニケーションを図ることができます。また、HTML (ウェブデザイン等に使われるコンピュータ言語) を使い各個人オリジナルのデザインを構築することが可能です。

myspaceを使ったPR

myspace では写真、音楽、映像をアップロードするのはもちろん、paypal を使っての作品の販売、ダウンロード、ライブや展覧会等の情報告知など、今まである程度のウェブデザインに対する知識と理解がなければなし得なかった事を、マウスを使って簡単に行う事ができます。これにより、数多くの無名アーティストが技術的、あるいは金銭的な障害を気にせず自分たちの活動を公衆に広める事ができるようになったと言えるでしょう。またその中には6000万近いアクセス数を数えるアーティストもおり、その結果個人レベルでレコード会社との契約なしに企業との広告契約を結び、大成功をおさめるアーティストも稀に存在しています。

 

写真 : 筆者一押しのUK若手バンド "Melody Nelson"

彼らもまた myspace を使ってPR活動をしている

http://myspace.com/melodynelsonuk

インターネットの可能性

インターネットの普及率が確実に上昇しテクノロジーが成長を続ける今日、今までの常識を覆す方法で世に出る人や企業も少なくありません。最近では Second Life (セカンド・ライフ) と呼ばれるオンライン上の3D空間で、リアルタイムに他のユーザーと会話をしたり映像や音楽を演奏、上映するゲームが登場するなど、今まで以上にネット上での人々の活動が多様化してきました。様々な可能性を秘めているインターネットの世界、これから一体どんな発展を見せてくれるのでしょうか。

 

Written by Yonezu Hirohiko

 

マイスペース サイト :

http://www.myspace.com
セカンド・ライフ サイト :

http://www.secondlife.com/world/jp