Johnny Foreigner

ロンドンに続くイギリス第2の都市「バーミンガム」出身の3ピースバンド。ギターボーカルの「Alexei」、女性ベーシストの「Kelly」ドラマーの「Junior」と言う面白いコントラスト。 "静" から "激" へと変わる特徴ある音楽スタイルは、アメリカン・オルタナティブ・ロックの大御所「The Pixies」を彷彿させ、楽曲、技術、容姿、共に申し分無く、現在業界から高い評価を得ている。先日ロンドンの有名レコード会社「Best Before Records」とサインしたばかりの若手バンドだが、すでに TV 出演も果たし、将来を多いに期待されている注目のバンドだ。今回初の UK ツアー3日目、カムデンタウンの「Barfly」でのショーは、会場満席で大成功をおさめた。今回我々はライブ直後の彼らにインタビューを試みた。

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インタビュー

- 今日のギグはどうだった?

 

K : よかったよ、面白かったし凄く疲れたよ!今日でツアー3日目なんだけど、今の所一番良い出来だったかな?

 

- これまでの経歴を教えて?

 

A : うん。僕らは3人ともバーミンガムの出身で以前はそれぞれ別のバンドを組んでいた。その時のバンドはあまり良くなくて、3人で新しいバンドを組んだんだ。良くある話だよね。

 

J : 始め僕とアレクシーは「Funnily enough」と言うバンドをくんでいたんだけど、途中ベースが抜けて困っていた時にケリーが入ってくれたんだ。

K : でもお互い16歳の頃からの友達なの。でも一緒にバンドを初めて20ヶ月しか経ってないけどね。

 

- バンド名の由来は?

 

A : 僕のじいさんが住んでいる地域は、イギリス人の年寄りが多いんだ。それで外国からの移住者も住んでいるんだけど、その年寄り達は彼ら外国人を「Johnny Foreigner」と呼んでいる。彼ら外国人は働き者だから良い仕事をみんな持って行ってしまう。だからそれを避難する意味で「Johnny Foreigner」と呼んでいるようだね。言葉の裏に知的な意味が全くないのが気に入って、バンドの名前に使ったんだ。

 

- バンドの音を簡単に説明すると?

 

A : 僕らは "叫んで", "吠えて", "うるさい" ポップバンドだね。

若いカップルが口喧嘩してるみたいな... 「Bloc Party」や「Blink182」とは全然違うと言う事は、はっきりしてる!

 

- どんなアーティストから影響を受けている?

 

A : 「Kinsella Family」「The Pixies」、あとこれは僕だけだけど「Suede」からも影響を受けてる。UK のバンドで好きなのは、リバプール出身のバンド以外いないね。

 

K : うん。私達はシカゴやカナダのバンドを良く聞いてるわね。

 

- バーミンガムでのバンド・シーンはどう?

 

J : あまり良く知らない。何組かは良いバンドがいるけど、殆どはあまり好きじゃないかな?

A : 例えばリバプールだとみんな音楽の為に活動してるけど、バーミンガムでは髪型ばかり気にしたり、ギャングみたいに傲慢で真剣に音楽に取り組んで無い奴が多い。しかもまともな曲も書けていない。

 

K : バーミンガムには "プロモーター" と名乗る奴が大勢いて、彼らがすぐ若いバンドに投資するの。そのバンドがまだ未完成で売れないと分かっていてもお金を出すの。それがすべてを狂わせてると思う。若いキッズは、調子に乗って町中にポスターを張り回って大物気取り... そういう事がバーミンガムでは繰り返されてるの。

 

- バンドの PR はどうしてるの?

 

J : myspace だね。正直 myspace が無かったら、今こうしてインタビューを受けていないと思う。今の音楽レーベルも myspace で知り合ったんだ。

A : myspace は、小さいバンドから「Jimmy Eats World」みたいな大物まで、同じサイト内で同じ様に PR する事が可能でしょ?だからその中で目立つのは難しいんだ。だから僕らはアーティスト・アカウントでは無く、一般のアカウントを使っている。もし誰かが僕らの音楽が好きなら、きっとその人は本当に音楽だけで好きと言ってくれている。だから "リストの中だけの友達" じゃなく "友達" になりたいと思うしね。

 

- 曲を作るときはどの様に作る?

 

J : まず最初にアレクシーが基本的な曲を書いて、そこに僕が "ハマる" ドラムビートを考える。ケリーはそこに簡単なベースノートを加えて、そこから彼女のオリジナルの改良して行く。これが一番の過程だと思う。

 

映像 : Johnny Foreigner - Camp Kelly Calm

- レコーディング・スタジオには入った?

 

J : ちょうど今レコーディングが終わった所だよ。11月に EP「Arcs Across the City」が Best Before Records からリリースされる。これまでには Launderette Recordings から「Sunset Cinema Club」と「Sometimes in the Bullring」というシングルを7インチでリリースした。

 

A : 7インチの良い所は、ただ聞くだけが目的ではなく "集めるのが目的" と言う人達もいるってところだね。僕の友達もみんなリリースした7インチをレコード・プレーヤーが無いのに買ってくれた。だから7インチには CD や MP3 には無い、コレクターアイテムとしての要素があるって事だよね。

 

K : 今の CD アルバムって良くない物が多くて、みんな買わないでしょ。ダウンロードばっかり。

その中で自分たちの CD を買わせよう思ったら、やはり刺激的なアートワーク等で差をつけないといけない。

 

- 今の UK のロックシーンをどう感じる?

 

A : 数年前までレコード屋で働いていたんだけど、ちょうどその頃「Bloc Party」や「Futureheads」が売れ出した時だった。その頃に比べて今はあまり UK 物を聞いてないな。自分がバンドやってるからかもしれないけど、そんなに刺激的なバンドがいないよね。

 

- 今日のギグで思ったんだけど、「The Pixies」を彷彿させる様な "静ー激" が合わせた様な曲をやっていたね?

 

A : うん。でも曲を作ってる時は、別に意識していた訳じゃないんだ。

ファースト・シングルをリリースした時、レコード会社の人が奥さんと車で聞いていたら、「あっこれピクシーズ?」と言ったと聞いて、初めてそういえば似てるなと思った。

 

- 可能ならどのバンドと一緒にツアーを回りたい?

 

A, J, K : 「Broken Social Scene」「The Pixies」「Los Campesinos」

 

- 今後の予定は?

 

J : そうだね、日本にツアーでいきたいな。僕らのサウンドは受けると思うんだけどな。個人的にも行きたいしね。

A : いろんな音楽雑誌のインタビューを見て、多くのバンドが1度日本へ行くとイギリスに帰ってきたくなくなると言っていたのを覚えてる。

 

K : 日本ツアーの後の目標は "金のプレートで出来たスイミング・プール" を買うこと!

 

myspace :

myspace.com/johnnyforeigner

Best Before Records :

www.bestbeforerecords.com

The Laundrette :

www.thelaundrette.co.uk

 

Written by Selph

Translated by Irie