Kokon To Zai
セントラル・ロンドン SOHO の中心に位置し、奇抜なウィンドウ・ディスプレイで街行く人々の目を引く。店内を一見して受ける派手な印象とは裏腹に、そのコンセプチュアルなプレゼンテーションには細部まで配慮が行き届いており、パーティーに明け暮れるキッズからファッション業界の権威たちまでを虜にしている「ココントウザイ」。今回はショップ・オーナーの Sasha 氏にインタビュー。
Address : 57 Greek Street London W1D 3DX
Tel : +44 (0)20 7434 1316
Open Hours : Mon- Sat 11:00 - 19:30 / Sun 12:00 - 18:00
Website : http://www.kokontozai.co.uk/
インタビュー
- このショップのコンセプトは?
ショップのコンセプトは、まさに古今東西。古いものや新しいもの、ブランドの大小、出身地に関わらず、面白いと思えるものを取り入れ、ウィンドウ・ディスプレイにはその時その時に最もオススメのものを使用している。ココントウザイと Raf Simons (ラフ・シモンズ)、Bernhard Willhelm (ベルンハード・ウィルヘルム)、Jeremy Scott (ジャーミー・スコット) との関係はまだ続いているし、それ以外にも若くて才能のあるデザイナーの洋服をどんどん入れていくよ。もちろん、他には長い間この店で高い人気を誇っている Marjan Pejoski (マラヤン・ペジョスキー) と KTZ (ケイ・トゥー・ジー) も忘れてはならない。
それと同時に、店の一部で Noki (ノキ) や Christopher Nemeth (クリストファー・ネメス)の10年前のアーカイヴも扱っているよ。デザイナー達のルーツであるこれらのピースを是非お客さんに見てもらいたくてね。最新のトレンドばかりでなく、ヴィンテージなど、僕らは時間的に大きな規模でファッションへのアプローチを試みている。また、ココントウザイが他と一線を画しているのは、アート・ディレクターを勤めるマラヤン・ぺジョスキの才能による部分が大きいね。彼はこのショップのコンセプトをすごくよく理解して、それに沿って我々を導いてくれるから安心して任せていられる。 KTZ で若いデザイナーとコラボレートする際も、ミーティングを重ねていく過程で彼らとの正しい方向性を見出して行ってくれるんだ。
- ではショップの名前はそのコンセプトから由来しているのですか?
それもあるけれど、一番に、とにかく何か意味の分からないものにしたかった。こっちの人には ''ココントウザイ'' なんて馴染みの無い言葉だし、誰も覚えられない。そんな風に、なんだか分からないけれど記憶に残る名前にしたかった。
- このショップを始めたきっかけは何でしたか?
以前は DJ として活動していた。僕はもともと音楽業界の出身で、マラヤンはファッション業界から来ている。彼と出会ったときに、2人のバックグラウンドを生かして何か面白いことが出来るんじゃないかと考えてね。僕らは2人ともアートに心酔しているし、アートと音楽、ファッション全てを合わせて何かビジネスを始めたかった。その3つを融合させて作られたものなんて2005年、2006年当時はまだ無かったから、僕らにとってマーケットに入り込む完璧な機会だった。
- KTZ について教えて下さい。
KTZは、 “Children’s Dreams“ をテーマに掲げるココントウザイの独自ブランド。ある日オトナになることもあるかもしれないけど、それまでは夢を見ながら生きていきたいっていう気持ちを込めている。主に10代や20代前半の若い人たちをターゲットにしたブランドだからこそ、値段もリーズナブルに設定しているし。まずマラヤンのデザインしたラインが成功を収め、僕らはノキに目を付けた。 ノキと何かおもしろいことをしたいと思って、彼に KTZ とのコラボレーションの話を持ちかけたんだ。
そこでノキの個性をそのままで、若い人たちがもっと彼のデザインを楽しめるように、新しく KTZ とのコラボレート・ラインである Dark Horse を作った。来シーズンは、ジョン・ガリアーノやクリストファー・ネメスとセント・マーチンズ同期生である、かの Richard Tory (リチャード・トリー) とのコラボレーションの話も進んでるよ。僕らは常に新しいことをしたいと考えていて、色々なデザイナーとコラボレートする他にも、まだ完全に決定した訳じゃないけれど KTZ 以外の独自レーベルの展開だって今後始めていくかもしれない。
写真 : Sasha の甥の絵をプリントしたもの
- 今後のプランは?
ヨーロッパ各地やアメリカ、オーストラリアへもココントウザイのショップを展開する計画が現在進行中だ。日本はまだなのだけれど、日本への出店はすごく魅力的だよ。誰か僕らのショップの日本進出を後押ししてくれるような人がいないかずっと待っているんだけど、なかなか出てこないものだね。ショップの名前だって日本語だし、以前しばらくの間滞在していたこともあって日本は大好きな国なのだけど。
プレゼントのお知らせ
今回 UK Adapta では、ココントウザイで販売中のソックスを5名様にプレゼントします!ひざ下丈シースルー素材のグレーとライトブルーが各2足 (共に KTZ ) と、踵にポンポンの付いたブラックが1足 (マラヤン・ペジョスキー) 。サイズは全てレディースです。タイトルに 「Kokon To Zai 靴下プレゼント」 とご記入の上、下記のメールアドレスまでご応募ください。お待ちしてます!
info@ukadapta.com
Written by Mai Matsuoka