インサ

1978年生まれ、イギリス人ストリート・アーティスト。街を歩けば、必ず彼のピースを目にすると言って良いほど活発で、UK グラフィティ界を代表するアーティストの一人である。また、ストリート・アーティストとして活躍する傍ら、ロンドンのクローズ・ショップ oki-ni (オキニ) とのファッション・コラボレーションや、2002年に設立されたトイ & アパレル会社 Kidrobot (キッドロボット) でのミニチュア・トイのデザインなど、自我のセンスを十分に生かし、幅広いフィールドで活躍中。

 

oki-ni : http://www.oki-ni.com/

Kidrobot : http://www.kidrobot.com/

インタビュー

UK Adapta (以下 U) : いつストリートアートを始めましたか ?

 

INSA (以下 I) : 12歳くらいでタギングとメイキングを始めたんだけど、本格的にスタートしたのは、大体1999年から2000年頃なんだ。

 

U : ストリートアートを始める前は何をしていましたか ?

 

I : グラフィティもやっていたけど、もっと前は友達と予算を切り詰めて、ホラー映画を作っていた。

U : あなたがアーティストになったきっかけと、アート・ルーツを教えてください。

 

I : 僕がアーティストになった最大のきっかけは、クリエイティヴな道にいない限り、ハッピーになれないと思ったから。僕がきちんとした仕事に就くなんて、僕自身でさえ想像できない。だからそれ以外に選択肢がなかったんだ。僕はGoldsmiths (イギリスで有名な芸術大学) でデザインの勉強をし卒業したけれど、 それはロンドン市内に住み、ストリートでペイントする口実にすぎなかったんだよね。

U : 作品において、何か特定のコンセプトはありますか ?

 

I : たくさんあるけど、最近僕は obsession (強迫観念、取りつかれること) に興味がある。 グラフィティのオブセッション、スニーカーや消費するストリート・カルチャーのオブセッション、そして着古してテカテカしている車のオブセッション。何故なら僕自身が ''オブセッション人間'' だから。もし僕が何かを好きなら、それは本当に好きなもので、その好きなものが最後に僕の人生を満たさなければならない。僕はオブセッションを、「物事の存在や価値をリスペクトすること」 と捉え、自分のワークの中でこれらのアイディアを表現しているんだ。

U : どんな材料を使い、どのように作品を仕上げていきますか ?

 

I : 僕はスプレーを使うのが一番好きなんだ。素早く簡単に描けるからね。ハイヒールのモチーフのポスターをたくさん制作したときは、ハンド・ドローイングでマーカーを使っていたけれど、外で描くのが一番好きだよ。

 

U : 最も影響を受けたアーティストは ?

 

I : たくさんのアーティストが好きなんだけど、お気に入りは SORAYAMA, Jeff Koons, Hans Bellmer, かな。

U : アート以外に好きなことはなんですか ?

 

I : いーっぱいある。 Lowriders, Donks (共に車) 、肉、ボーリング、Freddy Krueger (映画 「エルム街の悪夢」 のキャラクター)、 Prince (ミュージシャン)、高価なプラスチック集め...

 

U : 10年後もストリート・アーティストでいると思いますか ?

I : 絶対にいるよ。そしてストリートと隣り合わせでいるなら最高だ。

 

U : 今後どのように活動していきたいですか ?

 

I : 僕のアイディアを3D に組み込ませ、スカルプチャーを探求していきたい。そして大きなサイズのピースを作りたいんだ。

 

U : 読者にメッセージを...

 

I : ハロー ! 僕の作品を楽しんでくれた ? たまには INSALAND に遊びに来てね。

 

Website : http://www.insaland.com/

myspace : http://www.myspace.com/graffiti_fetish

 

Interviewed by Toshimi Takaishi