ジョージ・バロン

2007年6月、イギリス有数の芸術大学 Camberwell College of Arts (キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ) を卒業したマルチタレント・デザイナー兼ミュージカル・プロモーター。 2007年4月に NY の Bowery Ballroom (ボウリー・ボールルーム) で行われた「anglo-US project (アングロ-US・プロジェクト)」では、イギリス人代表としてスコティッシュ・アーツ・カウンシルのバックアップと共に、歓呼され迎えられた。彼は在学中に、フィルム・レーベル Future Shorts (ヒューチャー・ショート) にて9本のフィルム制作や、ミュージック・レーベルでの5枚のジャケットデザイン、ファッションブランド TopMan (大手ファッションメーカー TopShop のメンズ) での Tシャツデザインなどを手掛けている。 22歳の若さでのこの活躍が、現在多大な評価を得ている。

インタビュー

UK Adapta (以下 U) : あなたがアーティストになったきっかけと、アート・ルーツを教えてください。

 

George Barron (以下 G) : 僕は、時を追うごとに知られてゆく ''大勢の中のうちの一人'' というアーティストになりたかった訳じゃない。どんなときでも自分自身のドローイングを見出していた。僕はとてもラッキーだった。成長過程の中で、Peter Radall-Page (スクラプター) や Alan Lee (イラストレーター / コンセプチュアル・デザイナー) のような違う分野のトップ・アーティストからインスパイアを得られる環境にいたんだから。その中で、自分の成長を実現化させ、キャリアを積むチャンスがあったんだ。僕の勉強と経験から成る「創造性」は、イラストの至る所で見えるはずだよ。生来自由なスタイルのファインアートと、グラフィックデザインの筋道を結合させて、表現力を富ませるこの特異なイラストを気に入っている。

U : 作品において、何か特定のコンセプトはありますか ?

 

G : 僕は歴史も好きなんだ。ワークに背景を取り入れ、どのように表現してゆくかを考えるのが凄く楽しい。リサーチに何時間も費やして、その ''昔ネタ'' を蘇えらせ、たくさんのイメージを使って ''現代背景'' を創る。 あとは、音楽や映画のようなものから探究心をかき立てられ、そこから得た様々な要素を加えたりしている。最近、NY で行われた音楽フェスティバルの全てのデザインワークをプロデュースしたんだよ。

 

 

 

 

U : 最も影響を受けたアーティストはいますか ?

 

G : 一人決めるのは難しいな... とにかくアラン・リーの情熱とドローイングには多大な影響を与えられた。彼のスキルと Lord of the Rings (映画 : ロード・オブ・ザ・リング) のイラストは、かなり興味がある。あとは、Atelier Populaire (フランス) の文字が肉太で力強いポスターデザインや、Roman Cieslewicz (ポーランド) のテキストを使ったイメージデザインが最高だ !

U : ウェブサイトがユニークで印象的でした。デザインはご自分で ?

 

G : ありがとう。そう、友達のウェブデザイナー Andy White (アンディ・ホワイト) の協力を得て、自分でデザインしたんだ ! コンセプトは、自分の手で描いた全ての要素とアニメーターとしてのスキルを披露することだった。そしてサイト自体はブラック&ホワイトを保ち、僕のイラストやデザインのカラー構成は内部から映し出すという仕組み。今まだ描き続けているし、2〜3ヶ月以内にはまた新しい要素を足していくから、ちょくちょく覗いて見てよ。

 

U : アート以外に好きなことはなんですか ?

 

G : アートワークに影響するような僕の身の回り全てのもの。歴史、音楽、音楽プロモーション、映画など。あと、たくさん仕事をした後の息抜きにするサイクリング。

 

U : 10年後、アーティストでいると思いますか ?

 

G : そう願うよ ! 僕は自分で自分の背を押す。将来何もすることがない自分なんて見えないから。

 

U : 今後どのように活動していきたいですか ?

 

G : 僕はカレッジを卒業したばかりで、これから進む道を探求してゆくのが楽しみだ。今、アニメーションやイラストレーション、音楽、フィルムを制作してる。フィルムのアート・ダイレクター兼デザイナーのプロダクションを構えるのが大望だ。自分の作品がスクリーンに映し出されるのが見たい !

U : 読者にメッセージを...

 

G : もし君が、僕と同じようにどこから始めたら良いかわからなかったら、何か別のハマっているものを自分のワークに組み込ませてみよう... と、人はよく言うけれど、何も浮かばない時は、できる限り自分の生活からアイディアを得てみよう。もし君が絵を描くことに興味があるなら、遠慮しないで info@georgebarron.com にメールをしてね。君からの便りを楽しみにしてる。

 

Website : http://www.georgebarron.com/

 

Interviewed by Toshimi Takaishi