とめどなく PV が流れていた MTV 設立当時、宣伝の戦略がひしひしと伝わってくるほど、頻繁に登場した PV がありました。それは、シンディー・ローパーの
『The Goonies 'R' Good Enough (グーニーズ・アー・グッド・イナフ)』 です。この曲は、映画 『グーニーズ』
とのタイアップで主題歌に使われ、PV のストーリーは、彼女自身が主人公として、グーニーズに出会うといった内容になっています。映画と曲、アーティスト全てをプロモーションしているという面で、とてもエンターテインメント性が高い
PV でしょう。この最後には、映画の監督スティーブンス・ピルバーグも出演しています。
R.E.M. : 1991
『Losing My Religion (ルージング・マイ・レリジョン)』
ヴォーカルのマイケル・スタイプの特徴的なライブパフォーマンスをうまく生かし、絵画的なフレーミングでビデオの統一感を保っています。ショットとショットの間に入るフラッシュの様な手法も、このビデオが初めてと言われています。イメージ・シーンでは、強い宗教を彷彿とさせる比喩から、国によっては放送できなかったりしました。それだけ
PV がメッセージ性の強いメディアか示した出来事でした。このビデオは、1991年の MTV ミュージック・ビデオ・アワードで Best
Video (ベスト・ビデオ) を受賞。